吉野作造記念館デジタルギャラリー

3遺墨-B中国-010/1

色紙

21×18〈㎝〉

吉野恆子氏寄贈

張継書「道力戦萬籟」/「秋心三首」第一首〈画像1〉

張継(1882~1947)は、黄興と共に日本に亡命した革命家の一人。1917年(大正6)8月には、孫文の広州政府の駐日代表となり、この間吉野と数回会食していることが吉野の日記から確認できます。萬籟とは万物、宇宙の響きのことで、ここでは世間全体を表しています。革命に身を投じようという決意を示したもの。五言絶句。なお色紙の裏(画像2)には、清の学者・龔自珍(1792~1841)の「秋心三首」第一首が書かれています。