吉野作造記念館デジタルギャラリー

A-3-018

[吉野と関係者]

第二高等学校時代 佐々醒雪を囲んで

写真に写っている人物のうち、前列に小山東助、中列左から結城豊太郎・佐々政一・岩付環、後列左から吉野作造・土井亀之助・大塚久。佐々政一(醒雪、1872~1917)は国文科の教員で、高等学校時代の吉野は佐々から丁寧な論文指導を受けた。特に一年次に書いた作文「方丈記を読む」は、提出後に佐々から三度にわたって懇切な添削、書き直しの指導を受け、吉野は「〔佐々〕先生のこの誘掖に依て、始めて論文とは一体どんな風に書くものかと覚へたやうな気がする」(「少年時代の追憶」『文藝春秋』1926年9月、『吉野作造選集』12巻所収)と回想している。