第15回 5/5 GWイベント・子ども投票体験&高校生ミライカイギ(1回目)
5月5日は吉野作造記念館恒例の子ども向けGWイベントでした。
今回新しい試みになったのは、親子で楽しめる子ども投票体験。会場は記念館研修室で、古川高校合唱部コンサート、人形劇「ケロッキーブー」に続けて実施しました。

←人形劇「ケロッキーブー」の最後に吉野作造が登場。
ピクニックに持っていくお弁当のおかずを何にするか相談するも、かえるのケロロ、おさるのウッキー、こぶたのブーカは意見が合わずケンカに…
「ケンカは良くありません。みんなの意見で決めましょう」と作造。
お弁当のおかずを会場の子どもたちによる投票で決めることに。

←投票体験の司会進行や会場運営は、大崎高校生ミライカイギに参加する高校生さんたちにボランティアをお願いしました。
左の写真は投票用紙の記入の仕方を説明する様子。「ちょっとむずかしいかな」というお子さんたちには、お父さんお母さんと一緒に考えてもらいました。

投票用紙はこんな感じ。
また投票箱は、大崎市・三本木総合支所からご提供頂いた、実際に使用されていた投票箱です。

投票開始。
高校生のボランティアさん、そして吉野作造が子どもたちの投票をサポート。
ちなみに参加費無料なので普通選挙(?)です。また年齢、性別、その他にかかわりなく、どなたでも投票ができます。
なお、投票体験の後は第1回吉野作造かるた大会も行われました。

開票速報。
当選 ブーカ(ハンバーグ) 22票
ケロロ(たまごやき) 20票
ウッキー(ウィンナー) 18票
となりました。
子どもたちが政策(ハンバーグ)を見て投票したのか、候補者(ブーカ)を見て投票したのかは気になるところです。
子供向けイベントがひと段落した午後2時からは、大崎高校生ミライカイギの第1回が行われました。昨年度は「高校生デモクラシー塾」として行っていた事業ですが、今年度はリニューアル。5月5日時点で18名の高校生さんの参加申し込みがありました。

活動内容は、
①町や地域の課題を知る講座
②参加高校生の自主企画による社会教育活動の実践
の2本立て。第1回は②に関するミーティングを中心に行いました。
ミライカイギの今後の活動は、その都度この学芸コラム等で紹介していきます。