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​研究紀要『吉野作造研究』総目次

第20号(2024年)

小川原正道「宗教団体法制と知識人―『太陽』『中央公論』を中心に」
阿川 尚之「国家(政治)と宗教の関係―アメリカ合衆国憲法の歴史と判例から考える」
牧原  出「田中耕太郎と近代日本における制度の独立をめぐる闘い」
柳  愛林「トクヴィル『アメリカのデモクラシー』の受容と吉野作造」
小嶋  翔「忠愛之友倶楽部と明治期仙台のプロテスタント教界―吉野作造のキリスト教受容に関する考察」
おおさき文化研究会「〈 史料紹介 〉吉野博士記念会例会記録(第1・2回―1950~51年)」
おおさき文化研究会「戦時下大崎地域における農村の暮らし
―大崎市所蔵「荒田目地区回覧板」(加藤家文書)・その2

第19号(2023年)

河野 康子「沖縄復帰50年を迎えて―施政権返還への道を中心に」
オリガ・ホメンコ「近現代史における日本・ウクライナ関係―満州でのウクライナ人ディアスポラについて」
櫻川 昌哉「80年代のバブルは偶然だったのか、必然だったのか」
佐藤 弘幸「地域におけるアーカイブズ保存―吉野作造記念館の事例を中心に」
おおさき文化研究会「〈史料紹介〉戦時下大崎地域における農村の暮らし
―大崎市所蔵「荒田目地区回覧板」(加藤家文書)

第18号(2022年)

大山 礼子「議会に女性を送ろう!」
村井 良太「市川房枝の戦後と女性参政権の三態様―選挙権・被選挙権・公職就任公務執行権」
小峰 隆夫「経済政策の歩みを考える―平成経済からコロナ危機まで」
伊藤 亜聖「デジタル化は新興国をどう変えるか?―求められる日本の新たな役割」
熊谷 英人「ソクラテスと近代日本の哲学的人間学―和辻哲郎と三木清の場合」
古田 拓也「受容史からフィルマーとロックを見る」
奈良岡聰智「日本におけるパリ講和会議研究の現状と課題―日本に関係する諸問題を中心として」
江  子正「パリ講和会議に関する中国語研究と人種平等提案研究の現状と課題」」
秋山 真一「反議会主義台頭の中の吉野作造」
佐藤 弘幸「一九二八年総選挙における宮城県第一区立候補者の選挙運動」

第17号(2021年)

氏家  仁「〈提言―吉野作造記念館、回顧と展望〉吉野作造記念館開館までと開館後の二五年をふりかえり、未来を考える」
小嶋  翔「吉野作造の市民社会論における女性の社会参画―『婦人公論』の論説を中心に」
小嶋  翔「〈史料紹介〉吉野作造原稿「魂の共感」(一九二二年)及びその裏面―荒井陸男君渡欧後援会会員募集/賛育会婦人後援会主催観劇会」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉橋平酒造店関係資料(一)―佐々木忠右衛門関係書簡」
後藤  斉「〈特別寄稿〉吉野作造と大槻文彦―その敬愛と学問的影響」

第16号(2020年)

阿川 尚之「〈講演・講義録〉第一次世界大戦とアメリカ、そして日米海軍関係―ワシントン海軍軍縮条約から海上自衛隊の誕生まで」
小嶋  翔「〈講演・講義録〉社会政策と自由の間―戦間期国内デモクラシーの諸相と課題」
牧野 邦昭「〈講演・講義録〉日米開戦における意思決定―少数政治と多数専制の間で」
小嶋 翔・佐藤弘幸「〈史料紹介〉守屋栄夫宛吉野作造書簡(国文学研究資料館所蔵・守屋栄夫文書)」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉吉野作造発信書簡―中目覚、福永重勝あて」

第15号(2019年)

手嶋 泰伸「〈講演・講義録〉日中戦争における戦争拡大の構図」
武藤秀太郎「河上肇と中国知識人」
小嶋  翔「一九二〇年の日中学生交流事業―近代日中交流史の中の吉野作造」
大坂  聡「角田支援学校高等部における主権者教育の一試み―生徒の実態に応じたシチズンシップ学習を通して」
氏家仁・小嶋翔・佐藤弘幸「特別支援学校における保護者参加型の主権者教育」
福家 崇洋「〈史料紹介〉宮崎家所蔵吉野作造書簡」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉吉野作造発信書簡―中島半次郎、本庄栄治郎、井川武、柏木義円、松岡駒吉宛」

第14号(2018年)

小玉 重夫「〈講演・講義録〉一八歳選挙権と政治教育」
大石  眞「〈講演・講義録〉憲法改正論議と政局・政策論との間―比較憲法史から学ぶべきもの」
奈良岡聰智「〈講演・講義録〉「明治五〇年」と「明治一五〇年」のあいだ」
村井 良太「〈講演・講義録〉明治百年記念事業(一九六八年)の文脈とメッセージ―佐藤栄作首相と戦後日本における「伝統」の選択」
苅部  直「〈講演・講義録〉吉野作造と明治維新・帝国憲法体制」
篠田 英朗「〈講演・講義録〉民本主義と立憲主義―戦前の日本と戦後の日本」
小島 秀信「エドマンド・バークの政治経済哲学とその現代的意義」
小野寺研太「「市民」をめぐる政治思想の陥穽―なぜ松下圭一は、かくも「市民」を愛せたか」
田中 秀臣「住谷悦治と吉野作造―東大講義から『閑談の閑談』まで」
大川  真「吉野作造の中国論―対華二十一ヶ条からワシントン会議まで」
銭  昕怡「「一国史」から「帝国史」へ―「大正デモクラシー」研究の史学史的考察」
趙  暁靚「吉野作造の「民本主義」思想と儒学」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉吉野作造発信書簡二通―室谷鉄腸宛、斎藤昌三宛」

第13号(2017年)

三谷太一郎「〈講演・講義録〉晩年の吉野作造―国内および国際情勢の変化への対応」
宮田 光雄「〈講演・講義録〉吉野作造先生と私」
猪木 武徳「〈講演・講義録〉デモクラシーとメディア―大新聞の抱える問題」
奈良岡聰智「〈講演・講義録〉吉野作造の第一次世界大戦論」
村井 良太「〈講演・講義録〉市川房枝に考える完全普選七〇年―自由と多様性の基盤としてのデモクラシーの成長」
大川  真「吉野作造の代表制論」
小嶋  翔「草創期家庭購買組合の基礎的研究」
佐藤 弘幸「吉野作造を題材とした主権者教育について」

第12号(2016年)

金子  勝「〈講演・講義録〉日本国憲法の間接的起草者・鈴木安蔵氏―吉野作造氏の教導ありて」
樋口 陽一「〈講演・講義録〉井上ひさしにとっての「人間」と「戦争」―日本文学の定義を変えた作家」
苅部  直「〈講演・講義録〉日本のデモクラシー、生誕百周年―「憲政の本義」論文を改めてよむ」
清水唯一朗「〈講演・講義録〉戦後七〇年目の日本研究―アメリカ、ヨーロッパ、日本」
福永 文夫「〈講演・講義録〉戦後日本の出発―占領と民主主義」
木村  幹「〈講演・講義録〉日韓歴史認識問題とは何か」
武藤秀太郎「吉野作造と中国知識人―キリスト教青年会(YMCA)との関連を中心に」
趙  暁靚「思想家としての吉野作造」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉吉野作造論説五題―新収蔵史料から」

第11号(2015年)

氏家 法雄「〈講演・講義録〉吉野作造とキリスト教」
金井新二・大川真・森田明彦「〈シンポジウム〉吉野作造と賀川豊彦―貧しき者、弱き者のために」
戸部 良一「〈講演・講義録〉近代日本の政治指導者」
手嶋 泰伸「〈講演・講義録〉吉野作造の政治論とリーダーシップ」
阿川 尚之「〈講演・講義録〉リーダーは歴史をどう語るべきか―南北戦争終結一五〇年、太平洋戦争七〇年」
遠藤  乾「〈講演・講義録〉国際関係の平和的変革は可能か―吉野作造に学ぶ」
銭  昕怡「中国における大正期国際協調主義の研究に関する一考察」
小嶋  翔「吉野作造の倫理感覚と初期政論」
小嶋  翔「〈史料紹介〉『国民講壇』第五・六号(一九一五年)―史料紹介と吉野作造論文の翻刻」

第10号(2014年)

堅田  剛「〈講演・講義録〉明治文化研究会の三博士―『西哲夢物語』をめぐって」
永田 英明「〈講演・講義録〉学徒仙台と中国人留学生」
秋田  茂「〈講演・講義録〉綿業が紡ぐ世界史―日本郵船のボンベイ航路」
趙  星銀「〈講演・講義録〉デモクラットであることの意味―大正デモクラシーと戦後民主主義」
佐藤太久磨「「政治」をめぐる闘争―「民主主義=永久革命」と吉野作造」
佐藤 弘幸「〈史料紹介〉吉野作造記念館所蔵吉野作造発信書簡」

第9号(2013年)

千葉  眞「〈講演・講義録〉新しい公共と熟議デモクラシー―吉野作造に学ぶ」
村井 良太「〈講演・講義録〉政党内閣制と吉野作造―デモクラシーをささえるもの」
大川  真「〈講演・講義録〉幕末における共和制・大統領制・民主政治の理解」
竹内  洋「〈講演・講義録〉佐渡島の二人の政治家と敗戦後日本―有田八郎と北昤吉」
竹中 英俊「吉野作造のハイデルベルクでの下宿先」
小嶋  翔「吉野信次の思想形成―旧制第一高等学校時代を中心に」
石澤 理如「吉野信次の商工政策―政策思想の連続性と非連続性」

第8号(2012年)

苅部  直「〈講演・講義録〉大正の「開国」と吉野作造―国をひらくこと、社会をひらくこと」
小川原正道「〈講演・講義録〉吉野作造における維新と「公道」」
手嶋 泰伸「〈講演・講義録〉吉野作造の体制改革論の特徴―貴族院・枢密院改 革論の変遷」
上山 隆大「〈講演・講義録〉グローバル時代における大学の行方を問う」

第7号(2010年)

齋藤 由佳「吉野作造における「婦人」解放論」
朱   琳「二つの中国認識―吉野作造と内藤湖南」
中村  敏「吉野作造と朝鮮問題―日韓併合前後から三・一独立運動までを中心として」

第6号(2010年)

猪木 武徳「〈講演・講義録〉公智と友情―福澤諭吉と西郷隆盛の場合」
奈良岡聰智「〈講演・講義録〉吉野作造と二十一ヵ条要求」
田中 昌亮「吉野作造と文学者(吉野作造顕彰講座)」

第5号(2008年)

堅田  剛「吉野作造と鈴木安蔵―五つの「絶筆」をめぐって」
秋山 真一「吉野作造に於ける明治文化の世界」
西田 耕三「吉野作造の原型質(アーキタイプ)―若年期の精神史試論」

第4号(2008年)

仁昌寺正一「鈴木義男と吉野作造―一つの覚書」
和泉 敬子「吉野作造と『六合雑誌』」
橋本  章「吉野作造博士と賛育会」
祇園寺則夫「〈書評〉田澤晴子『吉野作造』・松本三之介『吉野作造』を読む」
田中 昌亮「佐々木平太郎日記と佐々木平太郎宛書簡(吉野作造講座)」

第3号(2006年)

藤村 一郎「吉野作造における国益と国際関係」
Dick Stegewerns著・平野敬和訳「吉野作造―大正世代の孤立した指導者」
田中 昌亮「大正の終りと昭和の初め「古川町における赤松克麿立候補演説会」―応援弁士 吉野作造(吉野作造講座)」
髙橋かおる・田澤晴子「〈史料紹介〉吉野作造追悼文特集―『故吉野博士を語る』以外」

第2号(2005年)

王  超偉「吉野作造の国益観の転換(吉野作造国家利益観的轉変)」
Tarek CHEHIDI「〈翻訳〉近代日本とチュニジアにおける改革主義の思想家―吉野作造とal Tahir al-Haddad(ターヒル・ハッダード)」
田中 昌亮「戸石泰一「小説秋の星空」を読む(吉野作造講座)」
田澤 晴子「吉野作造の足跡を訪ねる―ハイデルベルク・ウイーンを中心に」
山口 輝臣「〈史料紹介〉洋々学人『答案の書き方』、閑人学人『受験答案の書き方』」

創刊号(2004年)

平野 敬和「吉野作造のアジア―第一次世界戦争から国民革命の終結まで」
小野寺 弘「第一次大戦期における農商務省の労働行政と吉野信次」
田澤 晴子「郷里意識からの脱却―「吉野作造日記」中国天津時代からヨーロッパ留学時代についての検討」
高野淳一・狭間直樹・田澤晴子「新史料紹介―吉野作造旧蔵史料を中心に」

『吉野作造記念館所蔵資料目録(2012年度版)』2013年

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凡例/目次/貸付・閲覧の取扱い
Ⅰ 吉野作造関係 遺品
 1 遺品/2 色紙/3 額装
Ⅱ 吉野作造の直筆資料
 1 自筆原稿/2 書簡(吉野作造発信書簡/吉野作造宛書簡)/3 書額
Ⅲ 吉野作造刊行著作
Ⅳ 吉野作造以外の関係者資料・書画
  1 関係者(関係者書簡/関係者直筆資料関係者遺品/吉野博士記念会関係/その他資料)/

  2 吉野家旧蔵資料/3 三浦吉兵衛関係資料/4 橋平酒造店関連資料/5 絵画美術品/

  6 複製資料
Ⅴ 吉野作造記念館所蔵書籍
  1 書籍/2 新聞/3 目録/4 事典・辞典/5 その他/6 雑誌

『東アジア文化交流叢書』2015年

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創刊の辞
〈論文〉
水盛 涼一   天津の吉野作造とその時代─清朝における法政学堂を中心として
高橋  亨   中国「近世」政体イメージの再検討に向けて─中国明代政治史研究の可能性
趙  暁靚   吉野作造の中国革命論
〈書評〉
小嶋  翔   趙暁靚著『近代日本思想家的中日関係論研究―以北一輝和吉野作造為中心的考察』
〈史料紹介〉
水盛 涼一   吉野作造明治期中国論説集成

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