西晋の文人・左思の「招隠詩二首」を書いた もの。「招隠」とは俗世を離れた隠者を求め尋ねることで、第一首では隠者の暮らしへの憧憬を、第二首では隠遁して時流の好転を待とうという心情を詠んでいます。誰の書かは不明ですが、日本での亡命生活を送る中国の革命家が、左思の隠遁に思いを重ね合わせたものかもしれません。