吉野は1933年(昭和8)3月18日に亡くなりました。3月21日には青山学院の講堂で告別式が執り行われ、列席者中、信仰上の師だった海老名弾正と、社会民衆党結党の際に協力した政友・安部磯雄が告別の辞を読んでいます。最晩年の吉野に薫陶を受けた憲法学者・鈴木安蔵の遺品の1つ。