吉野作造記念館デジタルギャラリー

A-1-001

[吉野作造肖像]

1921年(大正10)11月19日

遠藤新設計の書斎にて

1919年(大正8)に吉野作造が購入した駒込(現文京区駒込)の自邸にあった書斎。書斎を設計したのは建築家・遠藤新(えんどう・あらた 1889~1951)は福島県相馬郡新地町出身、旧制第二高等学校(仙台)・東京帝国大学建築学科卒。近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの下で帝国ホテルの設計に関わり、後にライトに代わって同ホテル建設の指揮をとる。終生ライトを敬愛し、その影響下に数多くのバラック建築を手がけた。東京帝国大学基督教青年会館改築(1925年・現存せず)、吉野が理事長を務めた賛育会(現社会福祉法人賛育会)の病院建設(1930年・同)、また宮城県北では田尻中学校、一迫中学校、若柳中学校などが遠藤の建築による。特に田尻中学校校舎は1954年(昭和29)に中学校木造建築のモデルスクールの指定を受け、同校の新校舎が建築された1974年(昭和49)以降も田尻公民館として1989年(平成元)まで使用された。