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吉野作造記念館 電子展覧会 No.1
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Ⅵ 家族との暮らし
世論をリードする政治学者として活躍した吉野作造も、家庭では良き夫・良き父でした。旧制高等学校在学中に知り合った小学校教師・阿部たまのと結婚した吉野は、東京で一男六女の子供に恵まれます。中国赴任にたまの夫人と次女・三女を伴うなど政治学者として暮らしが安定するまでは苦労が続きましたが、東京帝国大学教授として暮らし向きが安定してからは、夏休みの家族旅行や子どもを観劇に連れていくなど、忙しい中でも家族との時間を大切にしました。また、子どもたちの自由な人生選択を尊重し、長女はアメリカに留学して女性建築家の草分けに、また次女は父・作造と同じように社会問題に関する文筆業に、六女は新劇の役者になるなど、それぞれの人生選択を暖かく見守りました。
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