​吉野作造研究賞 New  第7回の審査結果を公開しました(2021年2月6日)

 吉野作造研究賞は、吉野作造の業績と精神を顕彰・普及するための論文募集事業として平成20年度(2008)に創設されました。平成24年度(2012)の第3回からは、吉野作造が終生後進の育成に取り組んでいたことに鑑み、若手研究者の育成・奨励を目的とした研究賞として、応募資格・募集要項を大幅に改訂し、現在に至っています。募集は2年に1度で、次回第8回の募集は2022年度です。 

 ・第7回研究賞の審査結果

 ・〈参考〉第7回研究賞 募集要項(応募用紙)

 ・過去の受賞者

第7回研究賞(2020~21年度〈令和2~3〉)の審査結果審査講評

□最優秀賞(2作品―記載は応募順)

  • 熊谷英人氏著『フィヒテ 「二十二世紀」の共和国』(岩波書店、2019年2月)

  • 古田拓也氏著『ロバート・フィルマーの政治思想―ロックが否定した王権神授説』(岩波書店、2018年8月)

優秀賞(2作品― 〃 )

  • 渡部亮「「大正デモクラシー」の政党化構想のゆくえ―社会民衆党の「議会主義」に注目して」(『史学雑誌』128巻8号、2019年8月)

  • 松本洵「初期議会自由党の〈党議〉―議会制度下における一体性の模索」(『国家学会雑誌』132巻9・10号、2019年10月)

〈参考〉第7回吉野作造研究賞 募集要項(2017年2月17日 改訂) ※募集は終了しました

本年3月以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響が出版事情・研究環境等にも及んだことを考慮し、応募資格・〆切りを一部変更します。(変更箇所は朱地)

〈目的〉
吉野作造記念館(以下、当館)は、吉野作造が後進の育成に終生取り組んでいたことに鑑みて、若手研究者の優れた研究活動を支援するために「吉野作造研究賞」を設ける。 

〈応募資格〉
2020年の4月1日時点で40歳以下の者によるもので、政治史・政治思想史・文化史研究等、また吉野作造関連の研究を主題とし、未発表であるか、または2018年の4月1日から2020年3月31日までに刊行された著作または研究論文を対象とする(翻訳や資料紹介は除く)。他薦も可とする。

*上記対象期間(2018年4月1日~2020年3月31日)に関し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により刊行時期が

 4月1日以降にずれ込んだ著作・雑誌論文については、下記まで個別にご相談下さい

  〈連絡先〉 TEL(0229)23-7100 / FAX(0229)23-4979/ MAIL yoshino-npo.fg@blue.ocn.ne.jp
 

〈応募方法〉
この賞に応募しようとする者は、⑴応募する研究論文または著作3部、⑵要旨3部(400字)、⑶応募する論考の研究史上の意義を説明したもの3部(200字)、⑷応募者の氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、所属を明記した別紙1部、また他薦の場合は推薦書を付して、
2020年10月末日(消印有効)までに下記当館宛に送付すること。なお、原稿は返却しない。

〈選考方法〉
選考は当館の定めた審査委員会による。なお、審査経過に関する問い合わせには応じない。

〈受賞者の義務〉
最優秀賞受賞者は、受賞年の吉野作造研究賞授賞式で講演を行い、その講演録を当館研究紀要『吉野作造研究』に掲載する。また、以後の成果の公表は本賞受賞研究であることを明記したうえで行うものとする。

 

〈賞状および副賞〉
最優秀賞受賞者には賞状および副賞として賞金3万円を授与する。また、最優秀賞とは別に優秀賞を設ける場合もある。

 

〈応募先〉
〒989-6105 宮城県大崎市古川福沼1-2-3 吉野作造記念館

​―応募用紙―

・要旨        ​・研究史上の意義         ・申込書

過去の受賞者

〈第6回 2018~2019年度(平成30~令和1)〉

該当作なし

〈第5回 2016~17年度(平成28~29)〉

□最優秀賞(2作品)

  • 小島秀信氏著『伝統主義と文明社会―エドマンド・バークの政治経済哲学』(京都大学学術出版会、2016年3月)

  • 小野寺研太氏著『戦後日本の社会思想史―近代化と「市民社会」の変遷』(以文社、2015年6月)

〈第4回 2014~15年度(平成26~27)〉

□最優秀賞

  • 武藤秀太郎氏「吉野作造と中国知識人―キリスト教青年会(YMCA)との関連を中心に」(書き下ろし ※『吉野作造研究』第12号に掲載)

〈第3回 2012~13年度(平成24~25)〉

□最優秀賞

  • 趙星銀氏「「高度成長」反対―藤田省三と「一九六〇」以後の時代」(『思想』2012年2月掲載論文)

 

□優秀賞

  • 佐藤太久磨氏「「国際民主主義」から「東洋モンロー主義」へ―吉野作造の国際政治思想」(『ヒストリア』2010年6月掲載論文)
     

〈第2回 2010年度(平成22)〉

□最優秀賞

  • 齋藤由佳氏「吉野作造における「婦人」解放論」
     

□優秀賞

  • 朱琳氏「二つの中国認識―吉野作造と内藤湖南」

  • 中村敏氏「吉野作造と朝鮮問題―日韓併合前後から三・一独立運動までを中心として」

 ※いずれも『吉野作造研究』第7号に掲載

 

〈第1回 2008年度(平成20)〉

□最優秀賞

  • 堅田剛氏「吉野作造と鈴木安蔵―五つの「絶筆」をめぐって」
     

□優秀賞

  • 秋山真一氏「吉野作造に於ける明治文化の世界」

  • 西田耕三氏「吉野作造の原型質(アーキタイプ)―若年期の精神史試論」

 ※いずれも『吉野作造研究』第5号に掲載